厄年はどう過ごしたらいい?厄年にやるべきことは?わたしが思うに、厄年は「悪いことが起きるという断定的な歳ではない」と思っています。そういう断定的なものが一種の暗示みたいになってるんじゃないかな。
普段はあまり神社に行ったりしないという方でも、どうしても気になるのが「厄年」ではないでしょうか?あまりよくないことが起こる年だということは分かっていても、実際厄年とはいつなのか、何をして過ごしたらいいのか、分からない人も多いと思います。そこで、今回はそんな不安になってしまう厄年を平穏に乗り切るためにやっておくといいことをご紹介致します!
このページはこんな内容です!(目次)
厄年とはどんな年?
厄年とは、災難や不幸に遭遇しやすい年を言い、由来は陰陽道だと考えられているそうですが、実際のところ、事実は分からないようです。身体的にも精神的にも変化が大きくて、体調に気を付けないといけない年齢のことを厄年だと読んだという説や、社会的に役を担う年齢のための節目として「役年」だという説もあります。昔から厄年に災難が起きやすい、つまり事故やケガ、病気などになりやすいと言われていますが、厄年には科学的根拠はありません。
厄年は日本だけ?世界には厄年ない?
厄年は日本だけなのかな?アメリカには厄年ないのかな?世界には日本と同じように厄年がある国ってあるのかな?そんな疑問もったことないですか?
実は諸外国の中にも厄年はあるんです。
実際に厄年(やくどし)と呼ぶことはありませんが、同じようなしきたり・風習が存在している国があります。その国の風土や生活習慣、宗教、環境、平均寿命などによって厄年にあたる年齢はマチマチですが、人生においてあまり調子の良くない年が存在するよ。っていうのを昔から言い伝えられているそうです。
厄年は日本だけじゃないんですね。ご先祖様が子孫に向けて愛をこめて残したメッセージなのかもしれませんね。子孫の安全と繁栄を願うのは世界共通の想いなんですね。
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厄年の年齢は何歳?なぜ1月1日~12月31日?
厄年は男性と女性で年齢が違います。男性は25歳・42歳・61歳で、42歳が大厄となっており、女性は19歳・33歳・37歳・61歳で33歳が大厄です。厄年は数え年で見るため、生まれた時を1歳とし正月に1つ年を取ると考えらえています。厄年と言われている前の年を前厄、次の年を後厄と言い、前後3年間は気を付けるべきとされています。ただ、社寺によっては厄年の数え方も違うところもあるようです。ということは、結構アバウトなんじゃないのか?と思ったりもしますね。
前厄 | 本厄 | 後厄 | |
---|---|---|---|
男 性 |
24歳 | 25歳 | 26歳 |
41歳 | 42歳 | 43歳 | |
60歳 | 61歳 | 62歳 | |
女 性 |
18歳 | 19歳 | 20歳 |
32歳 | 33歳 | 34歳 | |
36歳 | 37歳 | 38歳 | |
60歳 | 61歳 | 62歳 |
なので、わたし今年が厄年がどうか分からない?お寺によって数え方が違うみたい!いつが厄年なの?って迷う人がいると思うのだけど、考え方によっては、厄年でない方を信じる。またはどっちにしても厄年だと思って気を付けて生活する!それが正解じゃないかなと思う。
いつまでもモヤモヤしてたり、どっちかで悩んでいたら、それこそ厄に付け入るスキを与えてしまうんじゃないかな。厄年は「これくらいの歳になったら気をつけなさいよ。」っていう過去からのメッセージ!だと思ってポジティブに生きてみよう!
誕生日はみんな違うのに厄年の始まりはみんな一緒!?
あと、よーく考えてほしんだけど。人の誕生日は、人それぞれ。だけど厄年を数えるのは数え年の違いはあっても、どちらも元日~大晦日まで。これっておかしいと思いませんか?旧正月の2月4日ころの「立春の日」からという場合もあるけど、これも旧暦の元日からということなので、考え方としては一緒ですね。
本当は自分の誕生日から次の年の誕生日まで!とするのが正解じゃないのかなって思うんだけど?皆さんはどう思いますか?これこそが、前厄と後厄が出来た理由だと思う。前厄と後厄を付け足してすべての人に当てはまるようにしたんじゃないかな。
厄年にやるべきこととは
では、厄年と言われる前後3年間の時はどのように過ごしたらいいのでしょうか。できるだけ大きな災難などなく、平穏に過ごしたいですよね。そこで、次は厄年に何をしてどのようにして過ごしたらいいのか、その具体的な方法をご紹介していきます。
すぐに思いつくのが年始に神社仏閣へ厄払いに行き、厄除けの祈祷をしてもらって、厄除け守りや御札をもらうということでしょうか。でも厄年はもっと深い!やるべきこととは、やらないことを実行することも含まれています☆
大きな変化を起こさない
厄年は何か新しいことを始めてはいけないと言い伝えられています。例えば、新しく戸建てを建てるとか、結婚をする、仕事を変える、新規事業を始めるなどです。厄年の期間にはそのような大きな変化は控える方がいいというのが一般的です。特に精神的に負担が大きい変化は避けるようにしましょう。
あと昇進して人(性格)が変わってしまう人や背伸びする人もいるけど、そういう変化も控えた方が良いということです。
神社に厄払いや厄除けに行く
いくら厄年に科学的根拠がないとは言え、不安に思う人は厄払いや厄除けを神社などでしてもらうと、何もしないよりは安心して過ごせるでしょう。厄払いは厄年の年齢に入る前にするのがよいそうです。神社によっては厄年の年齢が異なっているので、行こうと思っている神社には事前に確認をしていくと良いでしょう。また、タイミングがずれてしまったとしも、1年を通して行っているところが多いので、早めに行っておくことが大切です。
厄年が怖い!とっても不安!という方は、お住まいの地域の神社仏閣で厄払いをしてもらうといいと思います。ちょっとでも安心できるならそれがいい!さらに、どうせ行くなら有名なところがいいかもしれませんね。
厄除けとして人気または有名なところは、なにか厄払い効果のエピソードや実績があったり、言い伝えや由来などが残ってるんだと思います。そんなの迷信だ!と思うかもしれませんが、そもそも厄年が迷信のような感じなので、そんな良い迷信がある神社やお寺に行くのは精神的にも良い影響があると思います。「自分は厄除けで有名な○○寺に行ってきた!だから厄年は怖くない!」っていう風になれると思いますよ。
規則正しい生活をする
厄年に該当する年齢は、身体的にも精神的にも変化が大きな年齢になります。疲労やストレスによって体調を崩したりすることがある年です。そのため、厄年を1つの節目と考えて、これまでの生活習慣を見直すのがよいでしょう。不摂生を控えて食事や睡眠に気を付けることによって、厄年の年だけではなく、それ以降の人生もより病気をせずに健康的に過ごせるようになるでしょう。
今まで悪習慣でたまってきたツケをリセットする歳だと考えてみましょう。厄とは心の垢かもしれません。毎日、活動したら一日の最後にお風呂に入って垢を落としてリセットする。
厄年とは、人生の中で一定期間活動した後のお風呂の時間かもしれませんね。
気にしすぎない
今自分が厄年だと分かると、そのことがどうしても気になってしまう人もいるかと思います。ただ、あまり気にしすぎてしまうと、普段から起こっているような小さな災難でさえも厄年のせいだと感じてしまうかもしれません。そう思っていると、上がる運気も上がってきません。また、厄年だと言って何もかも行動が制限されてしまう生活も苦しいですよね。だから厄年だとしても、あまり気にせずに今を楽しんで生活する方がよいでしょう。そうしていれば、自然と運気も向いてきます。
家族の方の協力も必要かもしれませんね。前もって「あんまり厄年のことを言わないで」「心配し過ぎないで」と話しておくのがいいですね。
まわりからいつも、「今年は厄年なんだから」とか悪いことがあったら「やっぱり厄年だ」と言われると嫌やな気持になっちゃいますもんね。それが元でケンカになってしまったら悪循環に陥ってしまいます。
厄年を飛躍の年とする
厄年には災難が多くあるという考え方もありますが、何かの「役」を担う「役年」という考え方もあります。厄年にあたる年齢がちょうど与えられる役が変わる年齢だということですね。そのため、厄年にあえて起業したり、大きなことに挑戦するという人もいるようです。厄年だからと怯えて生きるよりも、「役年」だと考え方を少し変えてポジティブに生活を送っている方が運気もよくなってくるでしょう。起業のような大きなことをしなくても、何か1つこれまでになかなかできなかったことにチャレンジしてみるのもいいでしょう。
モヤモヤして1年過ごすのであれば何か小さいことでもいいからひとつ見つけて、それに打ち込んでみてはいかがでしょうか?そうしたら厄年のことを忘れられる時間も増えるんじゃないかな。
子どもを産む
これは誰でもできることではありませんが、厄年の妊娠や出産は生まれてくる子が厄を落としてくれると言われており、いいことだと考えられています。こどもが生まれることで家族もお祝いムードになり、悪いことが起こりにくくなるそうです。また、子育てで忙しくなるので、厄年のことを考える時間もなくなります。子作りは厄年を気にせずに行ってよいことのようです。
子供は子宝を授かると言われます。赤ちゃんの笑顔はどんな厄にも勝てる不思議なパワーを持っているのかもしれませんね。
厄年はこう考える!厄年は「悪いことが起きるという歳ではない」
厄年は悪いことが起こる年としてとらえられがちですが、わたしが思うに、厄年は、先人たちの経験則からくる教えであったらり、注意指導だと考えています。
だいたい、男性はこれくらいの歳に、結婚するから、これくらいの歳で頑張りすぎるから、これくらいの歳で頑張りが効かなくなるから、一息ついてしまうから、健康を過信してしまうから。。。女性の場合は、これくらいの歳で、旦那さんに変化が起きやすいから、心身に変化が表れやすい歳だから。。。
そういう転機を教えてくれているんだと思います。でも何となく、「これくらいの歳」ではわかりにくいので、ハッキリとした厄年という歳を決めたんだと思うな。
でもこれらも個人差があるから、本厄だけでなくその前後に前厄、後厄っていうのを付け加えたんじゃないかな。
で、これを自分の子供、孫に言い伝えて、「これくらいの歳になったら気をつけなさいよ」って指導していたのが現在まで伝播してきたんではないでしょうか。
だから厄年っていうのは「悪いことが起きる歳」と、決めつけるのではなく、その歳になったら気を付けるんだよっていう先人、ご先祖様たちからの、わたし達に対するやさしさであったり愛なんじゃないかなと思ってます。
厄年は悪習慣を改善・リセットする歳
リセット!悪習慣!
厄年に病気や事故で入院するのも、よく考えたら、忙しい毎日で疲れていて事故を起こしたのかもしれないし、病気になったのは、自分の健康を過信して暴飲暴食、不摂生な生活を続けたツケかもしれません。
厄年はそんな悪循環や悪い軌道に乗り続けるのをリセットしてくれるタイミングなんじゃないかなって思ったりします。
なので、厄年は、「自ら生活習慣を正す歳」と決めてみてはいかがでしょうか?
厄年は怖いものと考えるのではなく自分から、忙しい自分に余裕を与える歳、頑張りすぎているからこのまま行くと危険!そうなる前に適度に休もう!
大事な「役(役職)」が回ってきたけど、今までの行動の結果として認められたのだから、背伸びをせずに、今まで通りの自分の良さを出していこう!
そう考えてみるといいんじゃないかな。厄年は怖いものという先入観は絶対に捨てるべきだと思う。もし、毎日そんなことを考えて不安な毎日を送っていたら、必ず悪い暗示にかかってしまって、それこそ「厄年」の思う壺だと思う!
厄年は自分から生活習慣を改める歳!無理な背伸びをしない歳にするのがいいんじゃないかな。
厄年の過ごし方まとめ
厄年は人生の1つの転機です。さまざまな変化により大変なこともあるかもしれませんが、あまり深刻にならず、前向きに生活することが最も重要になります。ただ、せっかくの節目なのでこのタイミングで自分の健康管理や人生の目標を見直してみるといいでしょう。
厄年をいい年にするか、つらい年にするかは自分次第だと考えて、ポジティブに楽しく過ごしましょう。このページがあなたの健全な心身を保つお役に立てたら幸いです☆
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