このページはこんな内容です!(目次)
何のために神仏に厄除・厄払いの祈りや願いをおこなうのか?
厄年はもともと、その歳くらいになると気を付けないとダメですよ。という先人の知恵であり統計学なのかもしれません。
女性の30代に厄年が多いのは、結婚、出産、カラダやココロに変化が起きやすい時期だからだともいわれています。
男性も同じですね働き盛りのころ、病気になるような年齢、出世が絡んでくる年頃にうまい具合に厄年が回ってきます。
厄年はその人に対して「いつまでも平穏無事で入れると思うなよ」「無理ばかりせずに体のことをもっと考えなさいよ」「無理を通しすぎると運気が下がるよ」「感謝する心を忘れるなよ」という戒め(いましめ)かもしれません。
神社仏閣に厄除け、厄払いをしてもらいに行く、祈願に行く、お守りをもらいに参る。。。
それで厄除けが出来ると思ったら大間違いですね。他力本願の願いは叶う確率が低い!
神様に祈れば、あとは家で寝ていても大金持ちになるということはありません。必ず本人の目標意識改革、行動力、継続した努力が不可欠です。
厄はやってくるものではなく、外敵ではなく、自分の心や身体から湧いてくるものだと思った方がいいですね。
なので神様や仏様に何を何度お願いしても自分自身がココロ改めたり気を付ける心を持たないかぎり厄を払うことは出来ないと思います。
人は自分の弱さ、弱点(弱い部分)、無い部分を補うように神様に頼ろうとします。その弱さを自分自身で払うのが厄払いと考えるのがいいかもしれません。
「時間がない」ことを言い訳にする人が多いですが、時間は自分で作るものです。時間が足りないのは余計なものに時間を使っている、自分自身のスキルの無さ、無計画・計画の甘さが招いている事。
きちんと心身を休める日を定期的につくることを最初のスケジューリングに入れてみてはいかがでしょうか。休みを削ってまで仕事をしていると厄に憑りつかれるスキを与えるような気がします。厄年のときこそ、自己管理をしっかりしましょう。
神様に願うのではなく、自分の決意発表を行って厄を寄せ付けない
神社仏閣で手を合わせてただ単に祈るのは、前にも言ったように他力本願です。
そうではなく、神様の前で自分がどうなりたいか!どうすればそうなれるのか!いつまでに!を発表する場だと思った方がいいですね。
お金持ちになれますように。と祈ってもお金持ちになれる確率は絶望的に低いです。
そうではなく、「今年中に○○の資格を取って、キャリアを積む、会社は○○までに辞めて独立する!人脈をあと30人増やす!それまでに意識の持ち方、経験や知識をこの会社で精いっぱい得ます!2年後の年収は今の2倍になって見せます!神様ご加護ください!。。。」という内容を毎日、唱えると実現の確率は高くなります。毎日、忙しくて神社仏閣に行けなければ、行く必要もない、東に向かって神様の前だと思って毎日唱えるだけでも変わると思います。
さらに、毎回声に出して言う、1日2回言う、紙に目標を書いて目に付くところに貼っておく、もっというと、周りの人間に自分の目標を公言する!
ここまで来るとかなりの確率で自分の願いは叶うのではないでしょうか?そう思いませんか?
そこまでやれば、そりゃ願いが叶うよ。というのが願いが叶わない人の口癖です。
成功するかしないかは神様のせいではなく、自分が「やったか」「やらなかったか」その違いだと思います。
そして、願いが叶わない人の口癖にはこんなものもあります。「神様に祈ったのに願いを全然かなえてくれない!」。
ダメな人間の象徴かもしれません。他人ごとではなく自分のこととして気を付けたいですね。
厄を払うくらいの強い目標をもって、それに邁進していれば自然と厄払いは出来るのかもしれません。
周りの環境は変わらない、それは厄ではない
あの人が私にとっての厄だ!そう思っている人もいると思います。
神様に厄払いとして、自分に合わない人の排除を願っている人がいるかもしれません。
でも、そんな願いは叶いません。もし叶ったとしても、また同じような人があなたの前に現れます。
神様が試練修行を与えてくれていると考える。うまく付き合わなくても、うまくかわす術(すべ)を見つけるくらいの人間になってほしい。神様はそう思っているのかもしれません。
外敵だと思っているうちは何も変わらない気がします。
あの人にこうなってほしい!そんな願いも叶いません。世の中はあなたを中心に回っていないので、他人があなたの為に変わることはありません!
他人を変えたいのであれば、自分の言動を変えるしかありません。嫌いな人のために一生懸命尽くす日を作ってみるといいです。1日だけでいいと思います。
たぶん自分が変わります。そして相手も変わるきっかけになると思います。勇気があればダメ元で試してみてください。
同じように、「社長が」「取引相手が」と言い訳に使っている人もいますが、ほかの人も同じ環境です。成績を上げている人は上げていると思います。うまくいかないのが、社長や取引相手がのせいであれば、変えればいいですね。たぶん変えても同じことだと思いますが。自分の弱さを変える必要がありますね。
あと上司は選べないということも知っておく必要があります。
人以外の環境のせいにする人もいますね
金利が、、、世の中が、、、景気が、、、。
みんなあなたと同じでしょうか?人によったらこれはチャンスだ!ととらえてアイデアを出して頑張っている人がいると思います。成功する人というのはそんな人だと思います。
世の中で生き残るのは、腕力が強い人でもない。すごく賢い人でもない。環境に対応できる人です。
ちなみにゴキブリは3億年あの姿かたちで先祖代々生きているそうです。環境に適応してどこでも生きていけるようになった究極かもしれませんね。
さいごに
他力本願になる。他人や環境のせいにする。そんな生き方をしているとたぶん厄年に痛い目に合うのかもしれません。
厄年という、万人に与えられたタイミングで、自分自身がどう変わるか、どうしなければならないのか、何を改めないと、何を律しないといけないのかを、考える時としたいですね。
あと、願いは神様に頼むのではなく、「神様の前でなりたい自分を発表する場」「強く自分に言い聞かせる場」として活用するといいと思います。
心の奥底にある本当の自分を動かすくらい真剣に毎日祈れば(唱えれば)きっと自分の心が震えると思います。自分の心をつかむことができると思います。
核心に触れるとは自分の本当の心に触れること。
どうか、厄年があなたに災いをもたらすことなく、自分改革が出来る素敵な歳になりますように。