巳の日、巳の月、巳の年、巳は蛇のことです。
このページはこんな内容です!(目次)
開運月「巳の月」とは?毎年5月にやってくる?
蛇が金運などと関係があることから開運月として知られる「巳の月」。今のカレンダーでみると巳の月は5月です。正確にいうと、巳の月は旧暦の4月があてはまります!新暦では、4月26日~5月25日(2017年)です。すべての日が「巳の月」ではないですが、そんな小さいことは抜きにして概ね新暦の5月のことを「巳の月」とよんでいます。
なぜこんなことになるかというと、先ほどから何度も出ている「旧暦」と「新暦」の1か月の日数の違いがこの現象を生み出しています。
「巳の月」など干支をあてた月の呼び方は、「寅の月」「卯の月」「辰の月」・・・と続きます。
旧暦では新月の日が1日になります。1か月は新月から次の新月の手前の日までです。【新月⇒満月⇒新月の手前】
現在の太陽暦(グレゴリオ暦)の前に使われていた暦が「旧暦」です。
旧暦は新月から新月までの平均して約29.5日(これは月の満ち欠けのサイクルと同じです)を1月としていました、1年は約29.5日×12ヶ月で約354日になります。現在の新暦(太陽暦)の1年365日より約11日短いため、そのままでは次第に月と季節がズレていきます。そのため約3年に1度「閏月」を入れて季節と暦のズレを解消していたようです。なので1年の長さは、354日から最大で閏月のある384日になります。
旧暦というと「昔の暦だった」みたいなイメージを受けますが、実際には今も新暦と同じように同時進行で月日を刻んでいます。
だから、旧暦と新暦の日付は毎年、対応する月日が違ってくるんです。
例えば・・・
- 2015年 巳の月 新暦5月18日~6月15日
- 2016年 巳の月 新暦5月7日~6月4日
- 2017年 巳の月 新暦4月26日~5月25日となります。
巳の月の何が開運なのか?
では、巳の月の何が開運なんでしょうか?大綱は巳が蛇のことを指すということです。蛇は金運や出世に関して運気アップをサポートする生き物とされています。蛇の金運や開運パワーは本当に信じられていたようで全国各地に蛇を祀った神社や伝説が数多く残っています。
蛇パワーで開運の言い伝え・・・
●蛇が家に住みつくとその家は繁栄する。富を得る。と言い伝えが残っています。これは、蛇が穀物を食い荒らすネズミの天敵であることが由来になっているようです。ネズミがいなくなれば穀物が減ることがないので富は増え家は栄ます。
●蛇の抜け殻をお財布の中に入れておくとお金が大きくなる。御守りとして持っていると出世するといわれています。これは蛇が脱皮するたびに大きくなることからきています。
●蛇の中でも特に大きいパワーを発揮するのが白蛇だと言われています。白色の生き物は昔から神の使者としての色だったようです。「白狐」「白フクロウ」「白うさぎ」など・・・。白蛇も同じように開運パワーを持つ弁財天の使いとして崇められていたようです。
このように蛇を意味する巳の月や巳の日は、財運の神様である弁財天(べんてんさん)と縁がある月日とされ、金運や財運に良い暦とされています!お金にまつわるお願い事をすると、弁財天様が叶えてくれるともいわれています!
巳の月の開運アクション
近くに蛇を祀っている神社があれば参拝するのがいいですね。金運アップや出世運上昇を祈願するといいことがありそうです。
蛇関連の開運グッズを手に入れたり身につけるのもグッドです。最近は、蛇柄や蛇革の財布、白蛇柄の開運財布に人気があるようです。
巳の月に限らず、巳の日にも、同じように開運パワーが得られそうです。いろんな開運日がありますが、その都度、神様と縁を持つ機会を得るということは大事なことだと思います。巳の月や巳の日には是非、弁財天や蛇が関係する神社や行事に出かけたり蛇の縁起物を手に入れてみてください☆
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