月に向かって願い事をするのは、「満月」のとき?「新月」のとき?
このページはこんな内容です!(目次)
満月の開運力!月のパワー!moonのこと調べてみた!
月のパワー、満月のパワーということばをよく耳にします。世界中で満月のパワーについて人間が信じていることがたくさんあります。古くから人は月を見ながらいろんなことを感じていたのかもしれません。
これらのパワーが開運に通じる部分はあるのか、いろいろと調べてみました!
月と地球の関係
月は地球のまわりを約1か月かけてまわっています。一般に地球の衛星と呼ばれています。大きさは地球の直径の4分の1ぐらいです。重力は6分の1。地球のように自転(自分で回る)はしていないので、私たちが見ている月の表情はいつも同じ場所です。地球にいながら月の裏側を見るチャンスはありません。月が地球に影響を与える見えるパワーは潮の満ち引きなどの「引力」と満月が輝いて夜道を照らしてくれる「月光」などです。
満月のパワー
月光浴という言葉がありますが、月明かりを浴びると次のような効果があると言われています。これらも満月のパワーかもしれません。
- 浄化作用
- パワーチャージ
- 気分のリセット
- リラックス効果など
パワーストーンのショップでは、開運石アクセサリーの使い初めに月光浴を勧めているところが多くあります。水晶を使って浄化したり、満月でパワーストーンを清めてから使うというのが定石になっています。
月の見え方は「月」と「地球」と「太陽」の位置で見え方が変わります。満月の状態というのは、ひとつの見え方の呼び名です。宇宙空間での状態を説明すると、地球を中央にして、月と太陽が一直線に並んでいる状態です。つまり片方が月、もう片方に太陽がある状態で、その時に見えるのが「満月」なんです。
この時、地球は月の引力と、太陽の引力と両方向から引っ張られていることになります。どちらからも引っ張られているハイテンション(緊張状態、両端を引っ張ってロープがピーンとなっている)の状態です。
満月のパワーはこの状態のときに生まれるいろいろな作用や影響のことです。生き物に特別な影響をあたえることや神秘的なことも多く、いまだに解明されていない不思議なパワーもあるらしいです。
満月に願い事をするの?新月に願い事をするの?どっち?
【満月と新月のサイクル】
月の満ち欠けのサイクルは、月が地球のまわりを1周する公転と同じ周期なので約28日です。「満月」⇒「新月」⇒「次の満月まで」のサイクルが1周です。つまり矢印の部分は14日~15日(約2週間)ということになります。
新月は真っ暗。このときに「願い事を掲げる!」そして、月がだんだん満ちていく姿を見て、自分の願いの進行具合と照らし合わせてみる。満月になるまでに願いを叶えるように努力をする。
約2週間で達成させる願い事を掲げるのがいいと思います。もちろん大きい願い事も大事だけど、それを叶えるためには、まず何をしたらいいのか?細かい目標が必要になってくるはず。その小さな目標を毎回叶えていけば、最終的に大きい目標に近づくと思います。
そして、叶えるために大事なのは「行動」と「努力」です。願いや目標・夢を掲げて、月にまかせっきりではダメです。ちゃんと自分で動いて、目標や夢がかなうように努力することが大事です。そしてそれには期限を設ける!1年かかるような大きい目標は2週間で達成可能な小さな目標を積み重ねる!
月に語りかけるのは、晴れた日の新月や満月がいいのかな?
新月の場合は元々何もない状態を表すので見えなくても大丈夫ですが、必ず夜空を見上げましょう。満月は、見えた方がいいですが、見えないときはイメージしましょう。満月を見たことない人はいないと思うので容易にイメージできると思います。
雲に隠れていても満月のパワーは、眼に見えないだけで「感じる人には感じられる」らしいです。昼間の曇り空で太陽が見えなくても紫外線はしっかり浴びているというのと同じような感覚かも。
満月は願い事が叶った!をイメージするのに最適です。
目標や夢、願いが達成されるかどうかは、「さいご、結局、どうなったらいいのか?」を思い浮かべる力の強さにも影響されます。これが願いの強さと比例します。イメージできないことは達成しにくいと言われています。これは「願わない夢は達成できない」に近い概念です。
満月はみんな見たことのある、まん丸に満ちた姿です。この姿と自分の達成した姿を重ね合わせればOK!です。
満月になった時、どなっていればいいか?とてもイメージしやすくなると思います。
願いを叶えるために、是非、実践してみてください。
満月で願いがかなわなかったら?
あともう少しというところで願いが叶わなかった場合は、次の新月までに精一杯努力を積み上げましょう。全く願いに届かなかった場合は、なぜ願いが叶わなかったのか?を反省しましょう。
「願いが大きすぎる」「運まかせ」「他力本願な願い」の場合は、ほとんど叶うことはありません。
- 「宝くじで1億円当たりますように」
- 「アイドルの〇〇さんと結婚できますように」
- 「あす総理大臣になれますように」などです。
もっと具体的に、何をすれば大きい願いに近づけるのかを細かく分析して、「達成可能な目標を積み重ねていく」。新月までに目標を練り直しましょう。継続した努力が必要な部分はその間も継続しましょう。
参考にしてください☆
満月・新月に関する迷信など
人のカラダや体調に影響を与える?
- 月の周期がバイオリズムや生理の周期と合う
- 人の生死と関係がある
- 月の影響を受けやすい人がいる
- お酒に酔いやすい?
これらはよく言われることですが、なんとなくわかるんだけど医学的に証明されていません。満月や新月の影響というよりは、その作用に影響されていると考える方が適当なのかもしれません。
たとえば満月の日にサンゴが産卵をするという話がありますが、これも満月を見て産んでいるのではなく、波が大きく動いて遠くまで卵を運ぶのに適している大潮が選ばれている為だと言われています。月の引力が大きく作用する「大潮」が影響しているといえます。
その他の満月・新月の影響!?
- 地震が起きやすい
- 犯罪率が上がる
地震については何の根拠もないのだが、大きい地震や津波のある日が満月・新月と重なっていることがあるという迷信です。海を動かすほどの月の引力なので、ひずみのある断層や地殻、津波に影響を与えてもおかしくはありません。しかし、これらの日は大潮であるため満潮と重なれば波が高くなるのは当然ということになります。「地震が起きやすい状態にある場合は最後のトリガー(引き金)として月の引力が影響するのかも」と考えるのが自然です。すべてが月の仕業ではありませんね。
満月・新月に犯罪率が上がるといわれています。実際にそのデータはあるようです。バイオタイド(生物的な潮汐)という考え方もあり、人間の血液や体液が海の満ち引きのように影響を受けるというモノです。脳に影響を与えれば感情的な部分にも影響を与えると思われます。しかし、これも迷信の域を脱していません。なぜなのか?を解明できていません。
一説によると満月の日は明るく出歩きやすいから、人の数が増えその分、犯罪も増えている。新月に日は真っ暗なのでみつかりにくく犯罪をしやすいから増える。という説があります。
これらも直接的に満月や新月が関わっているのではなく、2次的な影響だと考える方が説明がつきそうです。
満月に関することわざ・故事など
昔から和歌・短歌などでも満月はよく詠まれています。西洋でもことわざや曲として残っています。満月を見て人が思い描いたことは沢山あるようです。心情や情景に満月を重ねたんでしょうね。月が出てくることわざ・故事は沢山ありますが、多くのものは「満月」中心の考えかたで整っています。満月のことを例えたり、満月から欠けること、満ちることを例えたモノがほとんどです。満月のパワーを感じて人のココロ・心情が動かされていたのかもしれませんね。とりあえず満月は風流であり、良いたとえで使われることが多いようです。
満月と縁起
満月と開運財布
新しいお財布の購入や使い初めに良いとされています。財布業界では開運日扱いになっています。この日を絡めたお財布は開運財布、金運財布として効果を発揮するらしいです。
お財布の中身を空にして満月に向かってお財布を振ると「中身が満ちる」といわれています。本当かどうかわかりませんが、そういう気持ちは大事にしたいですね。
満月とパワーストーン
使い初めに、満月の光で月光浴をして浄化とパワー注入をするのが良いとされています。使うたびにパワーが落ちるので、満月の光でパワーチャージすると効果が回復するといわれています。
いろんな満月と 考えられる開運効果は?
幸運が最大に!?スーパームーン
Supermoonとは、月の楕円軌道で地球への最接近が重なることにより、地球から見た月の形が最大に見えることである。つまり普段よりも大きく見えるお月様を指します!このときは、通常よりもパワーアップした満月の力や恩恵を受けられると考えられています。わたしが見た感じでは、何か訳も分からずスゴイ!と思ったり、とてもワクワクしました!スーパームーンは占星術から生まれたことばのようです。
この反対がマイクロムーン(ミニマムムーン)です。普段よりも小さく見えるお月様です。いろんな満月があるんですね。
恋が叶う!?ストロベリームーンで恋愛運アップ!
ストロベリームーンとは、イチゴのような赤みがかった満月と言われていますが、実際にはそんなに赤くないので本物を見てガッカリしないように。そして、赤く見えるのは大気の状態や時間が関係しているそうです。ちなみに昇りはじめと沈むころには、ほんのり赤っぽくなったりピンクに見えやすいらしいです。(これは夕日などと同じ原理らしいですよ。)
ストロベリームーンを見ると、「恋愛運がアップする」「幸せになる」「恋をかなえてくれる」「好きな人と結ばれる」なんて言い伝えがあるそうです。本当かどうかは分かりませんが、月が見える時間に一緒にいるということはすでに幸せなんじゃないでしょうか♪うらやましいかぎりです。
名称の由来はアメリカの先住民らしいです。北米でいちごの収穫時期に見えることから「ストロベリームーン」とつけられたそうです。ちなみにその他の月の「満月の呼び名」もちゃんとあります。アメリカでの通称です。満月は1か月に1回必ずやってきます。たまに2回あるときもあります。1月に2回現れる満月は「ブルームーン」(青い月)と呼ばれています。
【満月名】ネイティブアメリカンの各月の呼び名一覧
- 1月 ウルフムーン【狼月】(空気が凍え澄み狼の遠吠えがよく聞こえる)
- 2月 スノームーン【雪月】(雪が降る・積もることがおおい)
- 3月 ウォームムーン【芋虫月】(芋虫とはミミズのこと、温かくなってきて這い出す頃)
- 4月 ピンクムーン【桃色月】(ピンク色の花が咲き始めるころ)
- 5月 フラワームーン【花月】(いろんな花が咲き誇るころ)
- 6月 ストロベリームーン【苺月】(苺の収穫月にあたる)
- 7月 ブックムーン【男鹿月】(オスの鹿の角が生え変わる時期)
- 8月 スタージェンムーン【チョウザメ月】(チョウザメの豊漁、よく獲れるころ)
- 9月 ハーヴェストムーン【収穫月】(秋の収穫月、豊穣をあらわす)
- 10月 ハンターズムーン【狩猟月】(狩猟に最適なころ)
- 11月 ビーバームーン【ビーバー月】(ビーバーを獲るころ)
- 12月 コールドムーン【寒月】(とても寒くなるころ)
※それぞれの満月の名前には、その時の旬の事柄(日本でいう季語みたいな感じです)を含めているようです。アメリカの先住民も満月に願いを掛けたり親しみをもって眺めていたんだと思います♪
神秘的なブルームーンは稀な満月
- 青く見える月。
- 1か月に2回満月が訪れること。
前者の場合は大気中のチリや、水分、温度、角度、波長などの影響で月が青く映る現象。見られたらラッキーという月です。願いが叶うとも言われています。
後者の方は、2年から4年に1度あるという、とても珍しい現象です。普段は1度なのが2度見れるということから「再会」や「ありえないこと」を意味するとも言われています。
ブルームーンの反対側にあるのがブラックムーンです。これは、諸説あります。新月が2回の月、満月が1度もない月などです。とにかく月明かりがなく暗い1か月を指すようです。
月・満月で開運まとめ
いろんな満月のことを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?月は身近な存在ですが、知らないことも多い奥深い存在でした。それに月や満月が少なからず人間のカラダやココロ、運気に影響しているということも分かりました。
人間の方が月を崇拝したり信仰しているから、そう思うだけかもしれませんが、海は毎日満ち引きを繰り返しています。これは紛れもない月の引力の力です。人間の体の大半が水で構成されていることを思うと神秘的な力が働いても不思議ではありません。
そして、その力と同期できる人や同期できる日に特別なこと(地球のパワーでないこと)が起こっているのかもしれませんね。
満月、月の周期、月(ツキ)のある人
運のいい人って、言い方を変えると「運の巡り合わせがいい人」だと思います。その周期を肌身で感じながら生きている人がいるのかもしれません☆
いつもラッキーなことが起こる人っています。日本風にいうと「運」がある人と呼ばれますが、見ているだけでも感心するくらいいいことがおこります。そんな人と一緒にいるだけで「運」が回ってきそうな気がします。事実、運のおすそ分け的な幸運をいただくことがあります。この「ラッキーな人」「運のある人は」別の言い方で「ツキがある人」と呼ばれます。もしかすると、その「ツキ」とは「月」からきているのかもしれませんね♪満月を眺めながらそんなことを思いました。。。